アマチュア大会のトーナメント出場の3名が全員準決勝で敗退してしまったので、早めに会場を後にして後楽園ホールへ。
NJKF観戦。
メインは宮越慶二郎VSテーパプット・シットオブン
ステップを駆使してパンチを当てようと攻める宮越選手にのらりくらりと柔らかい動きから急に速くなり前に出て組んだり肘を打とうするテーパプット選手。
2R、えぐるような膝蹴りからの左肘でテーパプット選手がカットに成功。
その後、逆転を狙いパンチで思い切り良く攻める宮越選手とテーパプット選手の縦肘打ちが何度か交差。
2度のドクターチェックが入り、最後はレフェリーがストップさせてテーパプット選手のTKO勝利。
テーパプット選手は現役のタイのTV7チャンネルの試合で活躍する選手。
やはり7チャンネル系の選手の試合は面白いなぁ。
日本のファンに分かりやすい。
テーパプット選手は梅野選手の保持するWBCムエタイのタイトルマッチで見たい選手。
WBCムエタイ女子世界ミニフライ級王座決定戦
伊藤紗弥VSヨッティング・シットナムカブワン
伊藤選手とヨッティング選手共にレベルの高いムエタイの攻防。
スピードでは伊藤選手が勝る。
混戦に巻き込んで試合を支配したいヨッティング選手でしたが伊藤選手の対応が上手い。
3、4、5Rを優勢にした伊藤選手が判定勝利しWBCムエタイ女子世界ミニフライ級チャンピオン。
伊藤選手のムエタイテクニック&対応能力は高いなぁ。
WBCムエタイフェザー級王座決定戦
駿太VS新人
前に出て攻めていく新人選手と迎え撃ちながら試合を作ろうとする駿太選手。
後半、グイグイと攻めていった新人選手がパンチを何度か当てて優勢に。
最後まで諦めず必死の打ち合いに出た駿太選手でしたが挽回できず、新人選手が後半を制して判定勝ちしWBCチャンピオン獲得。
新人選手ももうベテラン。
WBCムエタイスーパーフェザー級王座決定戦
琢磨VS浅川大立
1R、琢磨選手が右クロスでダウンを奪う。
ダメージはありそうでしたが、ガンガンと攻め返していく浅川選手。
最後まで激しくどんどん仕掛けた浅川選手に何度も打ち合い激しい攻防を繰り広げた琢磨選手がWBCチャンピオン戴冠。
イエティ達朗VS真樹・親太郎
イエティ選手が右フックで3度倒してKO勝利。
イエティ選手がしっかりと体重の乗ったパンチを打ってました。
最初のダウンでかなり効いていて、回復させられなかったですね。
浅瀬石VSTETSURO
1R、軽快にローキックとパンチをヒットさせて主導権を握った浅瀬石選手でしたが、2R、TETSURO選手のパンチがカウンターでヒットしてダウン。
その後も何度かパンチでダウンを奪い最後はダウン後にレフェリーが試合をストップし北海道のTETSURO選手が戴冠。
先週は興行ラッシュ、さらにこの日曜はキックボクシング、ムエタイ系興行が東京だけで3興行。
どこも大変だったんでしょうね。
でも、昔から考えれば本当に興行が増えたから選手にたくさんの舞台が与えられるようにはなっているんですよね。
昔からキックボクシングに携わっているとそれが、良くも悪くもとか考えてしまう…。