JUGEMテーマ:スポーツ
10月29日(日)J-NETWORKに出場した中田ユウジ、老沼隆斗の結果です!
中田の対戦相手はベテランのシュートボクシングのランカーの二田水選手。
現在の中田にとっては厳しい相手。
自分的には連敗しているのであまりやらせたくない相手でした。
しかし、中田本人が志願して対戦が決定しました。
試合は速いスピードのミドルキックとパンチで攻めて展開を作ろうとしていくも、インサイドワークの上手い二田水選手に外されたりして、なかなかヒットさせられず。
組み膝が得意な二田水選手は前に出てきて、組む展開が増えていくも中田はしっかりと正面から組んで対応し対抗するもやや組み膝では相手が優勢に。
このまま自身の攻撃を出し切れずに相手にペースを奪われてしまうのではないかと心配しました。
しかし、2R中盤に中田はこれまで上手く当てられなかった攻撃のタイミングを変えて出していき、ミドルキックとパンチを連続してヒットさせてダメージを与えて見せ場を作ります。
しかし、頑丈な二田水選手は下がらず前に出てくる。
勝負の最終3R、ミドルキックを中心に攻撃を仕掛けて勝負をかける中田と強引に組んで試合を支配しようとする二田水選手。
互いが攻めようとする瞬間に中田の飛び膝がクリーンヒット!
続けざま飛び膝を当てて一気にKOを狙う途中でドクターチェックが入ります。
二田水選手の頬が中田の膝蹴りにより大きくカットし、ドクターストップで中田の3RTKO勝利!
格上の選手との接戦を制して嬉しいKO勝利です!
そして、J-NETWORK 2017スーパーフライ級新人王トーナメント決勝戦に出場した老沼隆斗。
対戦相手の濱田巧選手は速い強い勢いがある攻撃型の強敵。
正直厳しい試合になるだろうと予測していましたが、試合は予想を上回る激しい展開になりました。
開始から速くて強い攻撃をヒットさせていく老沼でしたが、濱田選手の勢いがすごい。
前に突っ込んできて追い込んでのボディ打ち中心の連打。
老沼も正面から迎え撃ち試合は一瞬でも集中力を切らしたら負けてしまう激しい消耗しあう内容。
同じ階級ながら体格の良い濱田選手に押されてしまう場面もありましたが、攻撃のヒットや首相撲の支配では確実に老沼が優勢。
3R終了して判定は1-1の引き分けで、マストシステムの延長Rへ。
互いに本戦で使い果たした感はあるものの、勝利に向けて必死にぶつかり合います。
前に前にと出てくる濱田選手に老沼のパンチと蹴り。
後半は完全に体力を使い果たした2人が必死に勝利に向かってぶつかる。
老沼のパンチが何度かヒットし、蹴りでもヒットで上回る。
そして終了間際には飛び膝で相手の額をカットさせ、そのまま終了のゴング!
判定は老沼勝利!
本当に苦しい試合を制して老沼が新人王を勝ち取りました!
今回は2人とも厳しい試合になると思っていましたが、2人とも自分の予想を超える頑張りを見せてくれ共に勝利を勝ち取りました!
こういう選手の成長って本当に嬉しいです。
悪天候の中応援に来てくださった皆さん、応援してくださった皆さん、そして素晴らしいバックアップで若い選手達をサポートしてくれた30代、40代、50代のセコンド陣、本当にありがとうございました!
ストラッグルの次戦は中年の希望の星、42歳の松崎が11月5日(日)に赤羽体育館で若い現役ムエタイ選手と対戦します。
若者に負けじと熱い試合を見せてくれーっ!