初海外・初タイ人との試合で、右足を怪我したものの反対の左足のローキックでKOするという素晴らしい内容で勝利し、テンションも上がっていたクロスポイント吉祥寺の潘選手(パンくん)。
試合後、皆でランシットスタジアムから打ち上げ会場のタイ料理店SAFE ZONE(※定かではないですがこんな店名だったと思います)へ移動しました。
ウー先生は同行していた彼女とその妹と別行動。
パンくんはタイまで応援に来てくれたクロスポイント吉祥寺の会員さんと楽しそうにしてました。
楽しい打ち上げも終了し、皆で主催者の用意してくれているミニバスに乗り込みSAFE ZONEを後にしホテルへ。
ホテル到着後にパンくんがリュックの中を開けて「無い、無いっ!」と言っていました。
どうしたのと尋ねると、どうやら財布が無いらしい。
ここで先にホテルに戻っていたウー先生と彼女、その妹も合流。
「車に落としたのかも」と言うので、通訳兼コーディネーターの方に電話。
直ぐに運転手に電話してくれましたが「車の中を探したが無い。車は既に遠くに行ってしまい戻ってこられない」とのこと。
お店の方も調べてくれたのですが、やはり無いとのこと・・・。
どうしても納得のいかないパンくんとウー先生。
パンくんは「あの店が怪しい。どうしてもあの店にもう一度行って調べたい」と言いました。
通訳兼コーディネーターの方にSAFE ZONEの住所を聞いて、ウー先生、パンくん、何故か自分と中向の4人で深夜タクシーに乗って閉店後のお店へ。
行く道中にパンくんは放心し、窓の外を見ながら「マジか・・・」と呟く。
確実に現実を受け入れられてませんでした。
そしてSAFE ZONEに到着。
完全に閉まってましたが、オープンエアーのお店なので中に入りました。
店内では店員らしき人達が数名残って酒盛りしてました。
自分達は各自、店内を捜索。
現金を抜いたあとの財布などが捨てられてないか、厨房やトイレのごみ箱の中や従業員のロッカーまで捜索。
しかし、見付からず・・・。
見付からないまま皆で相談していたら、酒盛りしていた店員が「誰かに財布を預けたんじゃないか? 」と聞いてきました。
実はランシットの控室で財布を出しっぱなしにしていたパンくん。
そのままでは財布を盗られてしまう可能性があり、危ないからと某ジムのトレーナーさんが預かってあげていたんです。
その財布を返したのがこの店内。
それを見ていたのか分かりませんが、財布が無いイコール友達に預けてあるって変ですよね?
自分「おいおい、ちょっと待てよ。お前は自分の財布どこにあるんだよ?自分で持ってっだろ?友達に預けてんのか?」
酔っぱらった店員「いや。そりゃそうだけど・・・」
自分「おかしくないか?自分の財布は自分で持つだろ?」と疑ってかかる自分。
相手は酔っぱらっていて、なんかその友人達も寄ってくる。
ちょっと空気感が悪くなった時に、ウー先生が「さぁ帰ろう、無いから」。
空気を察したのか?
それともただ単に良いタイミングで喧嘩になりそうなところを止めたのか?
神のみぞ知る。
諦めてタクシーに乗り込んでホテルに戻りました。
続く。
長くなってきたな(笑)
ちなみにこのSAFE ZONEにいた猫の写真をつい最近始めたFacebookのアイコンに使ってます(笑)